1986年の『天空の城ラピュタ』の同時上映の「ミセス・ハドソン人質事件」と「ドーバー海峡の大空中戦!」はテレビ放送終了後に劇場で公開されており、映倫マークがあること以外はテレビ版と同じである(そのため宮崎はあくまでも「演出」という扱いである)。『ミセス・ハドソン人質事件の巻』ハドソン夫人が、ホームズ唯一の弱点だとにらんだモリアーティ教授は夫人を誘拐。だが、チャーミングで優しい夫人の人柄に、どうも調子がおかしい・・・。『ドーバー海峡の大空中戦の巻』開業間もない航空郵便を中止に追い込もうと企むモリアーティ教授。郵便飛行機のパイロット、トミーとハドソン夫人、そして夫人の亡き夫ジムは、かつての飛行機仲間だった。ホームズは飛行機の警護にあたるが・・・。