本作は、ドラマ『踊る大捜査線』のスピンオフドラマ「踊るレジェンドシリーズ」であり、『交渉人 真下正義』のサイドストーリーでもある。1997年にフジテレビ系で放送された『歳末特別警戒スペシャル』に於いて、当時室井慎次の部下であった内田晋三の物語。 2007年1月27日、フジテレビ系『土曜プレミアム』枠にて放送された『トリビアの泉 今夜復活踊る大へぇへぇ祭り!!』内にて、トリビアの種No.153「踊る大捜査線の脇役でスピンオフで主役ができる限界は?」の検証VTRとして放送。製作総指揮の亀山千広がこの質問に「踊るシリーズ中で少しでもセリフがある登場人物なら、どんな些細な登場人物でも作ろうと思えばスピンオフ作品は作れる」と回答したことから、シリーズ中少しでもセリフがある登場人物全479人の中から『トリビアの泉』司会者の高橋克実が演じていた内田が選ばれ、改めて『歳末特別警戒スペシャル』時点では存在すらしていなかった下の名前やプロフィールが設定され、コラボレーション企画「トリビアの泉×踊る大捜査線」として製作された。 『交渉人 真下正義』の舞台と日時を同一とした、同作では語られなかったもう1つのハプニング。警視庁警備部警護課警護第二係班長の内田晋三警部は、警護対象の大臣を、鑑賞予定の「前主十路 指揮 クリスマスに聴くラヴェルのボレロ」コンサートに無事送り届ける為、国会議事堂から会場の新宿シンフォニーホールに急いでいた。しかし爆弾魔『弾丸ライナー』による地下鉄実験車両占拠事件が発生したとの連絡が入り、大規模テロを懸念した内田はコンサートの鑑賞をキャンセルし私邸に戻る判断をする。だが、クリスマスに加え、同事件特捜本部地上班の指揮を執るSIT木島丈一郎の指示により、新宿向けの車両全てに対して一斉検問が行われ、それによる大渋滞に大臣の車列が巻き込まれ、足止めを食らってしまう。