強くまっすぐ生きることだけを考えたトッポイ青年が、伝説の暴走族を再建しようと奔走する正統派暴走族の青春アクション。監督は、本作が劇場用映画デビューとなる新村良二。原作は 、『月刊少年マガジン』に連載されたもとはしまさひでの同名漫画で、脚色は、『新・悲しきヒットマン』の森岡利行。ブラックツェッペリン(BZ)と烈風隊という2つの巨大暴走族が激突していた時代、エスカレートする抗争を集結させたのは、烈風隊初代総長・東堂力也だった。BZ総長とのタイマンで放つ男気の叫びが両者の対立を静め、それを陰で覗いていた弱虫少年の門田紋之丞は東堂の生き方に憧れる。10年後、街は関東花岡連合会長・花岡虎造の一人息子、花岡竜二が率いる新生BZによって支配されていた。暴走族は、いまやヤクザの予備校と化している。高校生の恋沼真梨は仲間たちと烈風隊レディースを名乗って突っぱっているが・・・。