人間が巨人に次々と喰いちぎられる...残酷で強烈な描写と独特な世界観のストーリーで読者に大きな衝撃を与えた漫画『進撃の巨人』。コミックの発行部数は7600万部を超え、世界18言語に翻訳され180か国に展開、近年ハリウッドで実写映画化されることも決定したまさに世界的人気を誇る漫画作品だ。物語の舞台は、人食いの巨人が地上をのし歩き、残されたわずかな人類は大きな城壁の中で怯えて暮らす世界――だが大型巨人の出現で壁が崩され、巨人と人間による生き残りをかけた壮絶な闘いが始まるというものだ。ダークファンタジーの要素の中に、リアリティ溢れる人間描写が描きこまれ、その圧倒的な迫力は連載開始から10年経っても読者を惹きつけてやまない。だが、この作品がデビュー作でもある作者の諫山曰く「何故、売れているのか未だにわかりません」番組ではついに終焉を迎える「進撃の巨人」のラストネームに諫山が着想する現場に密着!物静かな諫山が撮影中、アイディアが浮かばずに「つらい...、今はその辛ささえ現実逃避している感じ」とぽつり呟く様子にはリアルな苦悩がうかがえる。悩み葛藤しながら果たして諫山はこの大ヒット作品にどのような最期を用意するのか?これまで殆ど知られることのなかったカリスマヒットメーカー・諫山 創の格闘の日々に迫る!