飯野和好原作の絵本シリーズをアニメ化した作品。野菜や果物をモチーフにしたキャラクターが、時にコミカル、時に痛快な活躍を見せる。物語は時代劇だが、子供が楽しめるような作劇が心掛けられている。あさつき村で家族と暮らしていた、ねぎぼうずのあさたろう。ある日、あさつき村を荒らし回る悪党・やつがしらの権兵衛を退治する。だが、あさたろうが村にいる限り、権兵衛も再び村にやって来る。これを憂いたあさたろうは、村を出ることを決意。家族との別れの時、かつて死んだと聞いていた父・ながきちの存在を知る。父との再会を夢見て、あさたろうは旅立つ。旅の途中、にきちやこももといった仲間を加え、今日も弱きを助けて悪を懲らすのだ。
未知