児童文学作家・斉藤惇夫のデビュー作をアニメ化した劇場用長編アニメーション。都会のマンションで飼われていたシマリスのグリックは、伝書鳩のピッポーから北の森こそが本当のシマリスの住み家だと知らされ、外の世界へと旅立った。途中で出会ったネズミのガンバの案内により動物園へ立ち寄ったグリックは、そこでのんのんという旅の仲間を得るが、彼女はノスリに襲われ足にケガをしてしまう……。本作の続編的内容である斉藤の小説をアニメ化した『ガンバの冒険』と同様、キャラクターデザインには椛島義夫が起用された。ただし本作に登場するガンバは、見た目と声優が『ガンバ』版とは異なっている。