高校生の藍子は母・真寿美の再婚により、父・新堂とその連れ子・隆也と家族になった。新堂はビルオーナーで悠々自適の生活を送り、大学生の隆也も卒業後は父の会社の役員に収まることが決まっていた。前夫との離婚後、藍子を女手一つで育ててきた真寿美は、夜の仕事で客として来た新堂に猛烈にアタックし、妻の座に収まったのだった。そんなある日、学校から帰宅した藍子は新堂に無理やり体を奪われた。土手で塞ぎ込む藍子に優しく声を掛けたのは、彼女より少し年上の美大生桃子だった。初対面ながら藍子は桃子に安らぎを覚えた。一方、新堂の行動は日増しに大胆になり、夜になると寝室をそっと抜け出し藍子に夜這いを掛けた。真寿美もそれに気づくものの、彼を問い質すことはしなかった。藍子は桃子からヌードモデルになって欲しいと頼まれる。桃子の部屋で全てをさらけ出す藍子は…。