去年、自身が歌ったCMソング「海の声」が総配信数100万ダウンロードを突破し、紅白歌合戦初出場を果たした桐谷健太。個性派俳優としてドラマや映画、舞台で着実にキャリアを積み上げながらも、近年アーティストとしてその活躍の幅を広げつつある37歳だ。番組では多忙を極める桐谷に密着。紅白歌合戦や日本有線大賞・日本レコード大賞受賞の舞台裏から、あの人気CM撮影当日に迎えた37歳の誕生日。更にはベルリン国際映画祭(ドイツ)に出席し初めて海外でレッドカーペットを歩く姿まで…怒涛の日々の中で桐谷が大切にしているたった一つの哲学は“楽しむ”ことだという。「気持ちいい事を発信していったほうが、気持ちいいじゃないですか…」どの現場スタッフに対しても常に笑顔、常にサービス精神旺盛で、取材中に近寄って来た街の人全員とも楽しそうに会話をし握手をする姿が印象的な桐谷だが、本人曰く「カメラの前ではいつもより構えてしまう・・・」果たして本当の桐谷健太とはどんな男なのか?4ヶ月間の取材を通して見えてきたのは朗らかな笑顔からは想像出来ない意外な過去だった。かつて桐谷を襲った深い絶望。そしてそこから彼を救ったある出来事とは…。知られざるその素顔に迫る。