赤い鳥文学賞を受賞した、舟崎克彦の児童文学シリーズの一編を原作とするアニメスペシャル。独活大学にて生物学を教える助教授・ぽっぺん先生は、雑誌社から大学構内にある帰らずの沼に関する原稿を頼まれていた。そんなある日、沼のほとりで昼食をとっていた彼は目の前をウスバカゲロウが横切ったので、ついつい追い懸けてしまう。するとあろうことか、彼もまたウスバカゲロウの姿になっていた。その後、鼻長魚、カワセミ、イタチ……と自分を食べた生物の姿に次々と変身するぽっぺん先生。彼はそうして、食物連鎖というものを自らの身を通し実感することになる。主演は、キャラクターと見た目が似ているタレントの岸辺シローが担当した。